こんにちは⭐️
阪急六甲にあるショートヘアー
ショートカットを得意とする個室型美容室
ジェイヘアーのJrスタイリスト橋本です。
生きるために必要不可欠な呼吸は、
実は姿勢やメンタルにも
深く関わっています。
長時間のデスクワークで猫背の姿勢が
続くことで知らず知らずのうちに
呼吸が浅くなっていたり、
不安やストレスなどによって
呼吸の回数が多くなったりしている人も
少なくないようです。姿勢を改善し、
深くゆっくりした呼吸に整えるための
「呼吸筋ストレッチ」について
ご紹介したいと思います。
まず呼吸は肺が行うもの、と思う人は
少なくないでしょう。しかし、
肺は自らふくらんだり縮んだりすることは
できません。肺は胸郭という肋骨で
覆われた部屋に取り囲まれていて、
この胸郭が広がることで空気が入り、
胸郭が狭くなることで空気が出ていきます。
こうした胸郭の拡大や収縮を起こすのが、
胸郭のまわりの筋肉です。
このように胸郭を動かし、
呼吸に関わる筋肉のことを
「呼吸筋」といいます。
毎日長時間デスクワークをしている、
不安やイライラなどを感じやすい、
といったことで呼吸が浅くなりがちな人は、
次に紹介する呼吸筋ストレッチを行って
胸郭を取り囲む呼吸筋を柔軟にすることで、
深くゆっくりとした呼吸を目指しましょう。
呼吸筋ストレッチは「吸う」「吐く」という
呼吸をしっかり意識し、息を吸いきる、
吐ききるまで行うことが効果アップの
秘訣です。
猫背などの姿勢の悪さを改善しながら、
深くゆっくりした呼吸に近づける5つの
ストレッチを早速始めましょう。
①足を肩幅くらいに開いて立ち、
背すじを伸ばす。鼻から息をゆっくり
吸いながら、両肩を前からゆっくり
引き上げ、後ろに回す。息を吸いきったら、
口からゆっくり吐きながら
肩の力を抜いて下ろす。3~5回行う。
②片方の腕を斜め下方向に伸ばし、
頭をその腕とは反対側に倒す。
この状態で鼻からゆっくり息を吸う。
息を吸いきったら、口からゆっくり吐きながら
元の姿勢に戻す。反対側も同様に行う。
左右各3~5回行う。
③頭の後ろで両手を組み、
ゆっくり息を吸う。鼻から息を吸いきったら
口からゆっくり吐きながら手を組んだまま
腕を上に伸ばす。
手の甲が上を向くように伸ばす。
息を吐ききったら元の姿勢に戻し、
ゆっくり呼吸する。
④胸の前で両手を組み、
鼻から息をゆっくり吸いながら背中を丸め、
両腕を前に伸ばす。息を吸いきったら
口からゆっくり吐きながら元の姿勢に戻す。
⑤腰の後ろで両手を組み、
鼻からゆっくり息を吸う。
息を吸いきったら口からゆっくり吐きながら、
肩甲骨を寄せるイメージで両腕を
下に伸ばしていく。息を吐ききったら
元の姿勢に戻し、ゆっくり呼吸する。
ストレッチは仕事の合間など
いつ行ってもOKです。毎日続けることで
姿勢が良くなり、呼吸も自然と深く
ゆっくりしたリズムに。その結果、
感情も安定しやすくなるといった効果が
期待できます。
なお、血圧が高い方は過度に行うと
血圧が上昇する可能性があるので、
主治医に相談して心地よいと感じる程度で
実施することを心がけてください。
姿勢を改善して、体も心も
リフレッシュしましょう。